ブログの作り方

【今すぐ】WordPress管理画面のURLを忘れたときの初期対処法4つ

2025年6月7日

「WordPress管理画面のURLを忘れた」記事のアイキャッチ画像
  • WordPressの管理画面のURLを忘れてしまい、どうしてもログインできない…
  • セキュリティのためにログインURLを変えたのに、どこにもメモしていなかった!

WordPressにログインできないと焦りますよね...

でも安心してください。 

この記事では、「今すぐ」WordPress管理画面のURLを突き止めて復旧できる具体的な対策を、わかりやすく解説します。  

さらに、ログインできない場合の対処法やセキュリティ対策もご紹介。

ぜひ最後までご覧ください。

本記事の執筆者
アラフィフのサラリーマン。20代はWeb+DB系プログラマー、30代~現在は零細企業にてBtoB Webマーケティングを担当。 WordPressで作成したサイト数は企業向け4つ、個人向け4つ。CMS歴は18年(Xoops10年、Wordpress8年)、ブログ歴2年。

【今すぐ】WordPress管理画面のURLを忘れたときの初期対処法

ブログの更新やプラグインの追加ができず、つい焦ってしまいますね

まずは落ち着いて簡単な方法から試してみましょう。

1. 独自ドメイン名を忘れた場合

もし自分のサイトやブログのドメイン名を忘れてしまったら、サーバー契約時やドメイン取得時に届いたメールを検索してみましょう。

WordPressをインストールした時やレンタルサーバーを契約した時に届くメールには、管理画面のURLが書かれています。 

step
1
Gmailなどのメール検索欄に「 xserver」や「conoHa」など、契約したレンタルサーバー名を入力するとドメイン名が記載されたメールが見つかりやすいです。

Gmail検索欄にconohaを入力
Gmail検索欄にxserverを入力

step
2
下記のようなメールが見つかります。メール内に記載されているドメイン名を探してみてください。

エックスサーバーの場合     件名:【XServerドメイン】独自ドメイン永久無料特典取得完了のお知らせ

エックスサーバーからのメール

ConoHa WINGの場合 件名:[ConoHa]ドメイン取得完了いたしました

ConoHa WINGからのメール

こうした方法で、多くの場合ドメイン名が見つかりますよ。

見つかったメールは「ラベル」をつけたり、別フォルダに移動してまとめておくと後で見返しやすいです。

ドメイン名がわかったら、下記の「独自ドメイン名がわかっている場合」をご覧ください。

2. 独自ドメイン名がわかっている場合

ドメイン名がわかるならWordPressの標準ログインURLを試してみましょう。

標準ログインURLとは?

https://(あなたのドメイン)/wp-admin

https://(あなたのドメイン)/wp-login.php

どちらのURLにアクセスしても、WordPressにログインしていなければ、ログイン画面が表示されます。

step
1
次のどちらかのURLをブラウザに入力して、ログイン画面が出るか確認してください。

https://(あなたのドメイン)/wp-admin または

https://(あなたのドメイン)/wp-login.php

“wp-login.php”はログイン画面へのアクセス、”wp-admin”は管理画面へのアクセスです。

ブラウザのURLバーに入力し、Enterキーを押してください。

URLを入力

step
2
もしログイン画面が開いたら、ブラウザの「ブックマーク」に登録しておきましょう

ブックマークへの登録はCtrl+D(Windows)、Command+D(Mac)でできますよ。

もし、この方法でもログイン画面が開かない場合は下記を確認してください。

3. SiteGuard WP PluginでログインURLを変更している場合

セキュリティ対策のプラグイン SiteGuard WP Pluginを使っていますか?

すでに使っている場合は少し工夫が必要です。

なぜならSiteGuard WP PluginにはログインURLを変更する機能があるためです。

たとえば、「https://(あなたのドメイン)/wp-admin/login_12345」のようなURLに変更されています。

変更されて新しくなったログインURLを忘れてしまった場合の探し方は下記の2つです。

3.1 過去のメールを検索する

SiteGuard WP Pluginを使ってログインURLを変更すると、新しいログインURLが記載されたメールが送られてきます。

もしそのメールが残っていれば新しいログインURLがわかります。

step
1
Gmailなどのメールソフトのメール検索欄に「ログインページurl」と入力して検索してみてください。

Gmail検索欄にログインURLと入力

「WordPress: ログインページURLが変更されました」という件名のメールが見つかり、ログインページURLが記載されています。

見つかったらすぐにアクセスし、ブラウザの「ブックマーク」に登録しておきましょう

3.2 .htaccessでログインURLを確認する

.htaccessファイルに書かれている内容からログインURLを確認することもできます。

.htaccessファイルとは

Webサーバーで利用される設定ファイルです。Webサイトの動作をカスタマイズするために使用されます。

まずはレンタルサーバーにログインし、.htaccessの内容を表示しましょう。

step
1
FTPやサーバーのファイルマネージャーで.htaccessを開きます。

FTPの場合

「/public_html」の直下にある「.htaccess」ファイルを選択して、右クリック→「表示/編集」を選択します。

FTPソフトでhtaccessを表示
FTPを使った.htaccessファイルの表示方法

レンタルサーバーファイルマネージャーの場合

以下の画像はConHa WINGの管理画面から使用できる「ファイルマネージャー」です。

「/public_html」の直下にある「.htaccess」ファイルを選択して、右クリック→「開く」を選択します。

ファイルマネージャーでhtaccessファイルを表示
ConoHa WINGのファイルマネージャー

step
2
「.htaccess」ファイル内のRewriteRule ^XXXXXXXX$ wp-login.php$1 [L]を探します。

XXXXXXXX」をコピーします。 下記の例ではlogin_xxxxxの部分です。

htaccessの内容

https://(あなたのドメイン名)/XXXXXXXX がログインURLとなります。

4. WPS Hide LoginでログインURLを変更している場合

WPS Hide LoginはログインURLを変更できる便利なプラグインです。

しかし変更した後のログインURLを忘れてしまうとログインできなくなる点が大きな落とし穴です。

そんなときの対処法をご説明します。

4.1 ドメイン名+“/login/”でアクセスする

WPS Hide Loginを有効化・設定した直後のデフォルト設定では以下のようなURLに設定されています。

WPS Hide Loginのデフォルト設定

https://(あなたのドメイン名)/login/ がログインURLとなります。

最初はこのURLでアクセスして、ログイン画面が開くか確認してみてください。

4.2 WPS Hide Loginを無効化する

上記のように「https://(あなたのドメイン)/login/」でアクセスできない場合は、FTPまたはファイルマネージャーでサーバーに接続し、WPS Hide Loginを一時的に無効化する必要があります。

step
1
FTPまたはファイルマネージャーを使ってレンタルサーバーにログインする

step
2
/public_html/wp-content/plugins/の中の「wps-hide-login」フォルダ名を変更します。

下の例ではフォルダ名を「wps-hide-login-back」に変更しています。

wps-hide-loginを無効化
WordPressプラグインを無効化する方法

step
3
プラグインが無効化され、標準のログインURL(/wp-admin/または/wp-login.php)でログイン画面にアクセスできるようになります。

step
4
WordPressにログイン後、必要に応じてプラグイン設定やURLの再設定を行います

その時に新しいURLをメモしておくことを忘れないようにしてください。

step
5
再設定が終わったら、FTPを使ってフォルダ名を元に戻してください

以上、WordPressの管理画面のURLを忘れた場合の対処法でした。

WordPress管理画面のURLを忘れないための対策

URLを忘れるたびにメールを調べ直したり、サーバーにログインするのは手間ですよね。

ここでは、管理画面のURLを忘れないコツを紹介します。

1. ブラウザのブックマークをつけておく

ブラウザのブックマーク機能を使って、管理画面のURLを登録しておきましょう。

ChromeやFirefoxなら、URL欄の☆マークをクリックすればブックマーク保存できます。

Windowsの場合はCtrl+D、Macの場合はCommand+Dでもブックマーク保存できますよ

2. 重要なメールにラベルをつける

サーバーの契約情報やプラグイン設定などの重要メールには、ラベルをつけて整理しておくと便利です。

例えば、WordPress関連の重要メールには「WP」などとラベルをつけておくと、Gmailの場合、画面左側の「WP」にアクセスすれば良いので、必要なときに見つけやすいですよ。

Gmailでラベルを付ける場合、メール一覧の上部にある「その他」-「ラベルを付ける」を選択して行います。

Gmailのラベル
Gmailでラベルを付ける方法

3. メモアプリに記録する

管理画面のURLはメモアプリに書き留めておくのもおすすめです。

特にクラウドベースのアプリに記録しておくと、パソコンが故障した時や買い替えの時でも紛失する心配がないため便利です。

クラウドベースのアプリの例

・Googleスプレッドシート
・Google Keep
・Notion
・Evernote
・Microsoft OneNote

私はNotionを使っています

WordPressにログインできない(管理画面に入れない)場合の解決策

管理画面のURLが合っていても、ユーザー名やパスワードを忘れたり、Cookieやプラグインの影響でログインできないことがあります。

ここでは、よくあるトラブルとその解決策を紹介します。

1. ユーザー名やパスワードを忘れた場合

1.1 ユーザー名は確認可能

ユーザー名がわからない場合は以下の方法を試してください。

step
1
管理画面のログインページにアクセスし、「パスワードをお忘れですか?」をクリックします。

WordPressのログイン画面

step
2
メールアドレスを入力し、「新しいパスワードを取得」をクリックします

step
3
以下のようなメールが届きます。メールにはユーザー名が記載されていますので確認できます。

パスワードがわかる場合はメール内のリンクはクリックせず、そのままメールを削除してください。

パスワードのリセット

1.2 パスワードはリセットする必要がある

ログイン用のパスワードを忘れてしまった場合は、パスワードをリセットし再設定する必要があります。

step
1
管理画面のログインページにアクセスし、「パスワードをお忘れですか?」をクリックします

WordPressのログイン画面

step
2
メールアドレスを入力し、「新しいパスワードを取得」をクリックします

step
3
以下のようなメールが届きます。「パスワードをリセットするには、以下へアクセスしてください。」の下にあるリンクをクリックします。

パスワードをリセットするためのリンク

step
4
パスワード再設定画面が表示されます。新しいパスワード候補が表示されますが、自分で設定したい場合は新しいパスワードを入力し、「パスワードを保存」をクリックします

新しいパスワードを設定

以前使っていたパスワードと同じパスワードを設定してもOKです

step
5
ログイン画面にアクセスし、ログインします

2. ブラウザのCookieとキャッシュの影響

Cookieやキャッシュの不具合でログインできないこともあります。

古い情報が残っていると、エラーやログイン画面のループが起きることもあります。

この場合、Cookieやキャッシュを消すと問題が解決することが多いです。

step
1
Cookieとキャッシュを削除します

Chromeの場合、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データを削除」→「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」を選択して削除できます。

 削除後に再度ログインを試してみてください。

3. プラグインの競合が原因の場合

プラグイン同士の相性が悪くてログインできないこともあります。 

新しいプラグインを入れたり、バージョンアップ後にエラーが出たときは要注意です。

この場合、管理画面からプラグインを無効化できませんので、FTPやサーバーのファイルマネージャーを使って手動で無効化する必要があります。

step
1
FTPやサーバーのファイルマネージャーで「/wp-content/plugins」フォルダ名を「plugins_old」などに変えてみましょう。

プラグインはすべて停止されます。

プラグイン停止

これでエラーが解消されればプラグインの競合が原因です。

step
2
FTPやサーバーのファイルマネージャーで「/wp-content/plugins/」フォルダ内にあるプラグイン名(フォルダ名)を変更してみます

これで問題のあるプラグインを見つけ出します。問題のあるプラグインは削除したりバージョンを下げたりして対応しましょう。

4. テーマの不具合が原因の場合

使っているテーマが自動更新され、その影響で管理画面にログインできなくなる可能性もあります。

この場合、使っているテーマを一時的に無効化して確認します。無効化するにはFTPやサーバーのファイルマネージャーを使います。

step
1
FTPやレンタルサーバーのファイルマネージャーでサーバーにログインします。

step
2
/wp-content/themes/の中にある有効テーマのフォルダ名を変更してください

例えば、WordPressテーマ名が「my-theme」の場合、「my-theme-off」にします。

これでデフォルトテーマ(Twenty Twenty-Fiveなど)に切り替わり、エラーが直ることがあります

テーマを無効化する場合は、ひとつひとつ確認しながら慎重に行いましょう

レンタルサーバーにログインして管理画面を復旧する

WordPressの管理画面にログインできない場合は、レンタルサーバーにログインしてWordPress関連ファイルやフォルダを直接変更して回復する必要があります。

この場合の方法は下記の2つがあります。

サーバーにログインする方法

  1. レンタルサーバーの管理画面から操作できるファイルマネージャー
  2. 無料のFTPソフト
ファイルマネージャーでhtaccessファイルを表示
1. レンタルサーバー(ConoHa WING) のファイルマネージャー
2. FTPソフト(FileZilla)

両者のメリットとデメリットは次のようになります。

メリットデメリット
レンタルサーバーの
ファイルマネージャー
・FTPソフトの設定が不要で、初心者でも直感的に操作しやすい

・サーバー管理画面から直接アクセスできるため、手軽にファイルの閲覧・編集・削除・アップロードが可能
・使用するたびにログインIDとパスワードを入力してする必要がある
FTPソフト・大容量ファイルや大量ファイルの一括転送が可能で、効率的に作業できる・サーバー接続設定(ホスト名、ユーザー名、パスワードなど)が必要で、初心者にはややハードルが高い

まずはエックスサーバーとConoHa WINGのファイルマネージャーの操作法から紹介します。

レンタルサーバーのファイルマネージャー操作

まだFTPソフトに慣れていないならレンタルサーバーのファイルマネージャーを使ってファイル操作するほうが簡単です。

ファイルマネージャーの使用方法は下記のとおりです。

エックスサーバーのファイルマネージャー

step
1
管理画面にログインします。

step
2
サーバーパネルの右上にある[ファイルマネージャー]をクリックします。

step
3
ファイルマネージャーが開きます。

以下のファイルマネージャー ログインURLからアクセスしてもファイルマネージャーを開くこともできます!

■ ファイルマネージャー ログインURL
https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xserver/ftp/

ConoHa WINGのファイルマネージャー

step
1
管理画面にログインします。

step
2
ログインしたら左側メニューにある[サイト管理]をクリックします。

step
3
サブメニューが表示されます。[ファイルマネージャー]をクリックします。

step
4
ファイルマネージャーが表示されます。

レンタルサーバーごとのFTPソフト設定と接続

ファイルマネージャーに引き続き、レンタルサーバーごとのFTP設定についてもご説明します。

FTPとは?

FTPとはファイル転送プロトコルの略で、パソコンとサーバーの間でファイルをやり取りするための仕組みのことです。

FTPソフトとはFTPを使ってファイルをアップデート/ダウンロードできるソフトのことです。

次は、FTPソフト "FileZilla"を使ってエックスサーバーとConoHa WINGに接続する方法を説明します。

FileZillaとは無料のFTPソフトです。WindowでもMacでも使うことができます。

■ FileZilla公式サイト
https://filezilla-project.org/

エックスサーバーのFTP接続方法

step
1
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

■ エックスサーバー サーバーパネル ログインページ
https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xserver/server/

step
2
サーバーパネルの左メニューから[FTP]-[FTPアカウント設定]を選択します。

step
3
FTPアカウント設定画面が表示されます。[FTPソフト設定]をクリックすると、FTP接続するための情報が表示されます。

step
4
FTPアカウント設定を参考にして、FileZillaのサイトマネージャーを設定します。

 エックスサーバーのFTPアカウント設定とFileZillaのFTP設定画面

FileZillaの左上のアイコンをクリックすると、設定画面(サイトマネージャー)が表示します。下記のように設定してください。

プロトコルFTP-ファイル転送プロトコル」を選択
ホストエックスサーバーの「FTPサーバー(ホスト)名」を入力
暗号化明示的なFTP over TLSが必要」を選択
ログオンタイプ通常」を選択
ユーザーエックスサーバーの「ユーザー(アカウント)名」を入力
パスワードエックスサーバーを契約したときに届いたメール(件名:【XServerアカウント】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ)に記載された「FTPパスワード」を入力

以上がエックスサーバーのFTP設定でした。

ConoHa WINGのFTP接続方法

step
1
ConoHa WINGのコントロールパネル(管理画面)にログインします。

■ ConoHa WING コントロールパネル ログインページ
https://www.conoha.jp/login/

step
2
コントロールパネルの左メニューから[サイト管理]→[FTP]を選択します。

step
3
FTPアカウント画面が開きます。[FTPアカウント]をクリックすると、FTPアカウント情報が表示されます。

FTPアカウントがまだ設定されていない場合は画面右上にある[+FTPアカウント]をクリックし、新規作成してください。

step
4
FTPアカウント設定を参考にして、FileZillaのサイトマネージャーを設定します。

ConoHa WINGのFTPアカウント設定とFileZillaのFTP設定画面

FileZillaの左上のアイコンをクリックすると、設定画面(サイトマネージャー)が表示します。下記のように設定してください。

プロトコルFTP-ファイル転送プロトコル」を選択
ホストConoHa WINGの「FTPサーバー」を入力
暗号化明示的なFTP over TLSが必要」を選択
ログオンタイプ通常」を選択
ユーザーConoHa WINGの「ユーザー名」を入力
パスワード「ユーザー名」に紐づくパスワードを入力

WordPressへの不正なログインを防ぐセキュリティ対策4選

WordPressのログイン画面は、攻撃者にとって最も狙われやすい場所です。

なぜなら、WordPressの標準ログインURL(/wp-login.phpや/wp-admin)は誰でも簡単にアクセスできるからです。

ユーザー名やパスワードを総当たりで試す「ブルートフォース攻撃」の標的にもなりやすいです。

ですので、ログイン画面のセキュリティを強くしておくことは、ブログやサイトを守るうえでとても大事になります。

ここではWordPressプラグインを使った、手軽で効果的なセキュリティ対策を4つ、ご紹介します。

1. プラグインでログインURLを変更する

ログインURLを変更できる代表的なプラグインには、SiteGuard WP PluginとWPS Hide Loginがあります。

SiteGuard WP Plugin

SiteGuard WP Pluginは、WordPressを不正アクセスや不正ログイン、コメントスパムなどの攻撃から守るための無料のプラグインです。

SiteGuard WP Plugin

主な機能

  • ログインページのURL変更
  • 管理ページへのアクセス制限
  • 画像認証(CAPTCHA)
  • ログインロック

ログインURLの変更方法は下記の通りです。

step
1
WordPress管理画面の左メニューから「SiteGuard」→「ログインページ変更」を選択します。

step
2
[ログインページ変更]画面が開きます。[有効]を選択し、新しいログインURLを指定してください。最後に[変更を保存]をクリックします。

例えば、「login_12345」に設定すると、「https://(ドメイン)/login_12345/」で管理画面に入れます。

WPS Hide Login

WPS Hide Loginは、WordPressのログインURL(wp-login.phpやwp-admin)を簡単かつ安全に任意のURLへ変更できるプラグインです。

機能はログインURLの変更に限られており、SiteGuard WP Pluginよりも軽いプラグインです。

ログインURLの変更方法は下記の通りです。

step
1
プラグインを有効化し、WordPressの左メニューから[設定]→[WPS Hide Login]を選択します。

step
2
新しいログインURLを指定し、[変更を保存]をクリックします。

2. プラグインでログイン試行回数を制限する

ユーザー名やパスワードを総当たりで試すサイバー攻撃(ブルートフォース攻撃)を防ぐには、一定回数以上の失敗で一時的にロックをかける方法が有効です。

上記で説明したSiteGuard WP Pluginにはログインロック機能もあります

SiteGuard WP Pluginのログインロックの設定方法は下記の通りです

step
1
WordPress管理画面の左メニューから「SiteGuard」→「ログインロック」を選択します。

step
2
[有効]を選択し、ログインロックの条件を設定します。

例:「5秒以内に3回ログイン失敗すると、1分間そのIPアドレスをロック」

期間ログイン試行回数をカウントする時間(例:5秒)
回数何回失敗したらロックするか(例:3回)
ロック時間ロックされる時間(例:5分)

条件を入力したら[変更を保存]をクリックします。

3. 画像認証で強化する方法

画像認証は、ログイン画面に「画像で表示された文字列」を入力させる認証方式です。

機械(ボット)には判別が難しいため、自動化された不正ログインやブルートフォース攻撃を効果的に防ぐことができます

上記で説明したSiteGuard WP Pluginには画像認証機能もあります

SiteGuard WP Pluginの画像認証の設定方法は下記の通りです。

step
1
WordPress管理画面の左メニューから「SiteGuard」→「画像認証」を選択します。

step
2
[有効]を選択し、[ログインページ]の画像認証方式を「ひらがな」か「英数字」から選択します(推奨は「ひらがな」)。

必要に応じて「コメントページ」「パスワード確認ページ」「ユーザー登録ページ」にも設定可能です。

「変更を保存」をクリックして完了です。

4. ユーザー名とパスワードを複雑なものにする

最後にお伝えするセキュリティ対策は、基本的ではありますが、複雑なユーザー名とパスワードを使うことです。

ユーザー名を工夫する

「admin」「administrator」「user」など一般的なものは避けましょう。

強力なパスワードを使う

十分に長い

短いパスワードは避けましょう。

できるだけ長いパスワード(最低でも12文字以上、推奨は20文字以上)。長いほど解読にかかる時間が飛躍的に伸びます。

多様な文字種の組み合わせ

数字のみ(例 “123456”)、またはアルファベット(例 “abcde”)のみのパスワードは避けましょう。

大文字、小文字、数字、? や ! のような特殊記号を組み合わせる

推測されにくい内容

「123456」「password」「qwerty」などの単純な文字列や、誕生日・名前・ユーザー名など個人情報を含めないようにしましょう。

使い回さない

1つのパスワードを複数のサービスで使い回すのは厳禁です。1つ漏洩すると他のアカウントも危険に晒されます。

まとめ

この記事では、WordPress管理画面のURLを忘れたときの対処法やログインできない場合の解決策、さらにセキュリティ対策について分かりやすく解説しました。

要点をまとめると以下の通り。

  • 管理画面URLの調べ方やプラグイン別の確認法を紹介
  • ブラウザのブックマークやメモアプリ、メール管理でURLを忘れない工夫
  • ログインできない時はパスワードリセットやキャッシュ削除で対応
  • サーバーやFTPからの復旧方法も解説
  • プラグインでログインURL変更や画像認証などのセキュリティ強化術

安心してWordPressを使うには、URL情報の管理と定期的なセキュリティ対策が重要なポイントとなります。

トラブル時こそ焦らず、今回のポイントを押さえて、ブログ運営をもっと快適で安全にしていきましょう!

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