
ブログに興味がある40代~60代の方に向けて、WordPressの使い方をわかりやすく解説します。
- 「WordPressでブログを始めてみたいけど、何から手をつければいいかわからない…」
- 「初心者でも簡単にできる方法ってあるのかな?」
こんな悩みを解決する記事です。
WordPressは初心者にとっては難しそうに感じることもありますよね。
でも、ポイントをおさえれば短時間で簡単にブログを立ち上げることができるんです!
この記事では、初心者でも迷わず進められる「WordPressブログの始め方」を5ステップにわけてわかりやすく解説します。この5ステップを実践すれば、ブログ初心者の方でも最低限の記事投稿まですることができます。
一度ブログを立ち上げてしまえば、自分のペースで記事を増やしながら収益化を目指すことも可能になりますよ!
まずは副業ブログの第一歩を踏み出してみませんか?
本記事の内容

本記事の執筆者
アラフィフのサラリーマン。20代はWeb+DB系プログラマー、30代~現在は零細企業にてBtoB Webマーケティングを担当。 WordPressで作成したサイト数は企業向け4つ、個人向け4つ。CMS歴は18年(Xoops10年、Wordpress8年)、ブログ歴2年。
WordPress(ワードプレス)ブログを始める前に知っておくべきこと2つ
「前置きはいいから早くブログの開設方法を教えて!」という方はここをクリック
1. WordPressブログと無料ブログ どっちがオススメ?
ブログを始めようと思った時に、「WordPress」がいいのか、それとも「はてなブログ」や「Amebaブログ」「note」など無料ブログがいいのか悩みますよね。
【結論】WordPressを使いましょう!
副業ブログを運営して本気で稼ぎたいならばWordPressがおすすめです。
なぜならWordPressには次のようなメリットがあるからです。
WordPressのメリット
- 自分で選んだ広告(アフィリエイトリンク)を自分の好きなように設置できる
- ブログのデザインを好きなように変更し、他のサイトと差別化をすることができる
一方、無料ブログの場合は制約が多く、次のようなデメリットがあります。
無料ブログのデメリット
- アフィリエイト広告の掲載が禁止されているものがある
- ブログのデザインが決まっている
無料ブログが適しているケース
もし次のような場合は、WordPressではなく無料ブログを試してみるのも良いでしょう。
- 稼がなくてもいい
- 自分の書きたいことを書くだけでいい
- とりあえず試してみたい
- 無料で使いたい
- 面倒くさい設定はしたくない
2. WordPressブログでできる収益化の方法
主な収益化方法
初心者がWordPressブログで収益を得る方法は大きく分けて2つあります。
1つはブログに広告を掲載し、その広告がクリックされると1クリックあたり何円かの報酬が得られる「クリック報酬型広告」。Google AdSenseが有名です。
もう1つはブログ内に商品ページへのリンクやバナー広告を貼り、そのリンク経由で商品を購入すると報酬が得られる「アフィリエイト広告」です。
おすすめの収益化方法
ブログで本格的に収益化したい場合はアフィリエイト広告が一番おすすめです。
なぜならば、アフィリエイト広告の報酬のほうが、クリック報酬型広告の報酬よりも高いからです。
たとえばアフィリエイト広告の場合、商品が1件購入されると500円から5,000円程度の報酬が発生しますが、クリック報酬型広告だと、1クリック数十円~数百円と単価が安くなります。
実はアフィリエイト広告であってもGoogle AdSenseのようなクリック報酬型広告であっても、記事を作る手間と時間は変わりません!
コストが同じならば、報酬が高いほうがいいですよね!
アフィリエイト広告による収益化の例
たとえば、アフィリエイト広告では次のようにして収益化します。
step
1商品レビュー記事にアフィリエイトリンク(URL)を挿入する
step
2ブログ来訪者がアフィリエイトリンクをクリックし、企業の商品ページを見る
step
3商品ページから商品を購入すると、1件あたり500円〜5,000円程度の報酬が発生する
WordPressブログ開設の全体像
では、ここから実際にWordPressブログ開設の準備をしていきます。
ゼロの状態からブログ開設するまでにはいくつかのステップがありますが、大きく5つに分けました。
WordPressブログ開設の5ステップ


気になるところがあれば下のリンクをクリックして、移動することもできますよ
早速、1つずつ見ていきましょう!
STEP 1 : WordPressブログを開設する前の準備
まずは最初のステップです。

実際にブログを開設をスタートする前に、あらかじめ以下の4点を確認しておきましょう!

前もって準備しておくと、スムーズにブログ開設作業を進められますよ
先に決めておきましょう!
- ブログのテーマを決める
- ドメイン名を決める
- レンタルサーバーを決める
- レンタルサーバーの予算を決める
1. ブログのテーマを決める
自分が書きたいブログテーマをおおまかに考えます。
ブログテーマなんて、何でもいいんじゃないの?

そう思われるかもしれません。
しかし副業としてアフィリエイトで「稼ぐ」ためには、次の点に注意する必要があります。
稼ぐためには?
- ブログで紹介した際に報酬がもらえる製品・サービスを調べる
- その製品・サービスを紹介できるブログテーマ・ジャンルを選ぶ
報酬がもらえる製品やサービスを調べるためには、ASP(アフィリエイト広告会社)に登録し、ログインすれば確認できます。
ここでは、一般的に「稼ぎやすい」と言われているジャンルを紹介します
稼ぎやすいジャンルの例
- 転職
- クレジットカード
- 仮想通貨
- FX
- カードローン
- 保険相談
- ネット回線
- 格安SIM
- Wi-Fi
- ネット回線
- 家電
- 資格取得
- スクール
- 家事代行
- 食材宅配
- サブスク
- 幼児教育
.......
ざっくりでいいのでブログのテーマ・ジャンルを決めておきましょう。
2. ドメイン名を決める
これから作るブログのドメイン名を決めます。
ドメイン名は、インターネット上でウェブサイトを特定するための「住所」のようなものです。

例えば、https://clearhack.site/というURLのうち、clearhack.siteの部分がドメイン名です
ドメイン名はルールはなく自由に決めることができます。ただし次の点に注意してください。
ドメイン名を決める際の注意点
- 先に考えたブログテーマに関連した、わかりやすいものにする
- 他の人が使っている場合があるので、いくつかドメイン名の候補を考えておく
3. レンタルサーバーを決める
レンタルサーバーはブログデータを保存して、Webページを公開する場所です。
レンタルサーバー会社は多くありますが、WordPress対応を全面にアピールしているレンタルサーバーを選ぶべきです。

有名な老舗ホスティング会社のレンタルサーバーでもWordPressに最適化されておらず、WordPressページの表示スピードが非常に遅いものもあります...
私が自信を持っておすすめするレンタルサーバーはエックスサーバーとConoHa WINGです。
現在、2社のサーバーを使っていますが、高速性や安定性は申し分ありません。どちらを選んでも性能面で満足できると思います。
4. レンタルサーバーの予算を決める
サーバー料金は、レンタルサーバー会社、契約プランやキャンペーン、契約期間、オプションの組み合わせで大きく変わります。
さっくりでもいいので気になるサーバー会社のWebページを見て、概算料金を確認しましょう!
ちなみにエックスサーバーやConoHa WINGの場合はおおよそ月1,000円程度で利用できますよ。
(補足)レンタルサーバー契約や初期設定にかかる時間
レンタルサーバーの契約やブログの構築を初めて行う場合は、すべて終わるまでに数時間程度かかることもあります。
まとまった時間がある休日に行ったほうがいいですよ。
STEP 2 : レンタルサーバーの契約とWordPressの設置
第2のステップではレンタルサーバーへの申し込み、WordPressのインストールを行います。

ここでは私がおすすめするエックスサーバーの申し込み画面を使って説明していきます。
- エックスサーバーのページにアクセスし、[お申し込み]あるいは[10日間無料で試してみる]をクリックします。

またはキャンペーンバナーの[お申し込みはこちら]をクリックしてもOKです。

キャンペーンバナー
2. (「XServer Business」ではなく)「XServer レンタルサーバー」の[新規お申し込み]をクリックします。

3. ここから契約内容を指定していきます。下の画像は私のおすすめ設定です。ご希望に応じて変更してください。

4. 次にドメイン名とWordPressの設定をします。
「STEP 1 : WordPressブログを開設する前の準備」で考えたドメイン名とブログ名を入力します。ブログ名は後から変更できますので仮でも構いません。
ユーザー名とパスワードはWordPressにログインする時に使いますので、忘れないようにメモ帳アプリなどに控えておくことをオススメします。

5. メールアドレスの入力とWordPressのテーマ(Webサイトのデザインや機能のテンプレート)を選択します。
有料テーマか無料テーマか?
使うWordPressテーマがまだ決まっていない場合は、無料の「WordPressデフォルトテーマ」か「Cocoon」を選んでおき、後からSWELLやAFFINGERといった有料WordPressテーマを導入してもOKです。

無料テーマより有料テーマのほうがWebサイトの制作や運営が楽ですよ

6. 「子テーマをインストールする」と「CloudSecure WP Security」をチェックし、[XServerアカウントの登録へ進む]をクリックします。

7. 次にXServerのアカウント登録をします。メールアドレス、パスワード、名前、住所などを入力します。

8. 引き続き、住所や支払い方法(クレジットカード、ペイディの情報)を入力します。

9. 利用規約と個人情報の取り扱いについて同意する場合はチェックし、[次へ進む]をクリックします。

10. 登録したメールアドレス宛にメールが届きます。メールには確認コードが記載されていますので、そのコードを[確認コード]欄にを入力します。
終わったら[次へ進む]をクリックします。

11. これまで入力した内容の確認画面が表示されます。


SMS・電話認証がありますので、近くに電話機を置いてから[SMS・電話認証へ進む]をクリックします。

12. SMS・電話認証をします。電話番号を入力し、「テキストメッセージで取得」または「自動音声通話で取得」のいずれかを選択し、[認証コードを取得する]をクリックします。

13. SMSまたは電話で認証コードが届きます。認証コードを入力してから、[認証して申し込みを完了する]をクリックすると申込みが完了します。

14. 「申し込みが完了しました」という画面が表示されます。「閉じる」をクリックします。これで申し込みが完了です!

15. 「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」メールが届きます。メールをチェックし、申し込んだ内容に間違いがないか確認しましょう。


しばらくしたら自分で指定したドメイン(URL)にアクセスしてみましょう。サーバーアカウントの設定が終わっていれば、下のようなWordPressのサンプルページが表示されるはずです。

レンタルサーバーの契約とWordPressの設置の説明はここまでです。お疲れ様でした!

次からはWordPressの設定の説明をしていきます。
STEP 3 : WordPressの初期設定

WordPressが無事にインストールできたら、これから説明する3-1.~3-9.を参考にしてWordPress初期設定も完了させましょう!
3-1. WordPress管理画面へのログイン
WordPressを設定するには、管理画面へログインする必要があります。
まずはログインしてみましょう。
WordPressの管理画面とは?
ブログ運営の中心となる場所です。記事投稿やブログのデザイン変更など、すべての作業を管理画面で行います。
step
1管理画面のURLにアクセスします。
エックスサーバーに申し込んだ場合は件名:「【XServerアカウント】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」 というメールに「管理画面URL」が記載されています。クリックするとログインページが開きます。

step
2ユーザー名とパスワードを入力してログインします。

step
3ログインに成功すると「ダッシュボード」と呼ばれる画面が表示されます。
ここから設定する項目を選んで、記事投稿やブログのデザイン変更を行っていきます。

3-2. サイトアドレスを確認する
サイトアドレス(URL)は、読者がブログにアクセスする際に使用するアドレスです。
サイトアドレスは、件名:「【XServerアカウント】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」メールに記載されている「サイトURL」です。

サイトURLがWordPressに反映されているか確認しましょう。
step
1WordPress管理画面から「設定」→「一般」を選択

step
2サイトアドレス(URL)欄に設定したURLが表示されているか確認してください。

次にSSL設定を行います。画面はそのままで次の「3-3. WordPressのSSL設定を行う」に進んでください。
3-3. SSL設定を行う
SSLとはインターネット上で通信を暗号化し、データの盗聴や改ざんを防ぐ技術のことです。
サーバー側のSSL設定
エックスサーバーの契約をするときに「WordPressクイックスタート機能」を使っていれば、サーバー側のSSLは自動的に設定されます。
SSLが設定されているか確認する方法は次の通りです。
step
1エックスサーバーの「サーバーパネル」のログインします。

step
2サーバーパネル左側から[ドメイン] →[SSL設定]を選択します。[SSL設定]画面が表示され、SSLがONになっているのが確認できます。

WordPress側のSSL設定
次にWordPress側でもSSLの設定をします。
step
1WordPressの管理画面から[設定]→[一般(設定)]を選択します。

step
2[WordPressアドレス (URL)]欄と[サイトアドレス (URL)]欄の"http"を"https"に変更したあと、[変更を保存]ボタンをクリックします。

step
3一度ログアウトされますので再度ログインしてください。

SSLの設定はここまでです。
3-4. WordPressテーマを設定・変更
WordPressテーマはブログ全体のデザインやレイアウトを決める、WordPressの部品です。

着せ替え人形の服みたいなものです
本格的にブログを運営するなら、SEO対策やカスタマイズ性が強化された有料テーマを使うことをオススメします。特に人気がある有料テーマは「SWELL」や「Affinger」などです。
まだ有料テーマを購入していない場合は、 WordPressにデフォルトで含まれている無料の「Twenty Twenty-Four」を選択してみましょう。
step
1WordPressの管理画面 左側のメニューから[外観]→[テーマ]を選択します。

step
2インストールされているテーマの一覧が表示されます。

step
3テーマの上にマウスカーソルを持っているいくと[有効化]というボタンが表示されます 。[有効化]ボタンをクリックします。

step
4トップページを表示すると新しいテーマが反映されているのが確認できます。

3-5. パーマリンク設定
パーマリンクとはパーマネント(永続的)リンクの略で、各ページや記事ごとに設定するURLのことです。一度設定されると基本的には変更されないリンクです。
反対にユーザーの検索した内容によって動的に変更されるURLを"ダイナミックリンク"といいます。
step
1WordPress管理画面・左側のメニューから[設定]→[パーマリンク]をクリックします。

step
2上から5番目の[投稿名]を選んでください。

step
3選んだ後は忘れずに画面の下部にある「変更を保存」ボタンをクリックしましょう!

3-6. ブログ名とキャッチフレーズ
ブログタイトルとキャッチフレーズは訪問者に第一印象を与える重要な要素です。
タイトルにはブログのテーマや目的を反映させ、キャッチフレーズは補足説明として使います。
例えばFXについてのブログを作ろうと思ったら次のような感じになります。
タイトルとキャッチフレーズ例
・タイトル → 「50歳からのFX入門」
・キャッチフレーズ → 「50代からの賢い資産形成、FXで一歩前へ」
step
1WordPress管理画面・左側のメニューから[設定]→[一般]をクリックします。

step
2STEP 1で考えたタイトルとキャッチフレーズ[タイトル]欄と[キャッチフレーズ]欄に入力し、[変更を保存]ボタンをクリックします。

3-7. コメント機能のOFF
WordPressには投稿された記事に対してユーザーがコメントできる機能があります。
コメント機能がONになっていると記事への感想やアドバイスがもらえることもあり、良い面もあります。
その一方でスパムコメントが投稿されたり、荒らし、誹謗中傷のコメントが投稿されたりする可能性もあります。
個人的にはコメント機能はOFFにしておくことをオススメします。

余計なことに気を取られず、ブログ執筆に集中したいですね!
step
1WordPress管理画面・左側のメニューから[設定]→[ディスカッション]をクリックします。

step
2[デフォルトの投稿設定]エリアにある[新しい投稿へのコメントを許可]をオフにします。

step
3「変更を保存」をクリックします。

3-8. サンプルページの削除
WordPressをインストールすると、サンプル用ページも作成されます。
必要が無いので削除しておきましょう。
step
1管理画面・左側の[投稿]→[投稿一覧]を選択すると、投稿記事の一覧が表示されます。"Hello world!"の上にマウスポインタを持っていくと、[ゴミ箱へ移動]が表示されますので、クリックしてください。

step
2管理画面・左側の[固定ページ]→[固定ページ一覧]を選択すると、投稿記事の一覧が表示されます。"サンプルページ"の上にマウスポインタを持っていくと、[ゴミ箱へ移動]が表示されますので、クリックしてください。

STEP 4 : プラグイン設定と固定ページの作成

STEP 4では、WordPressの機能を拡張するプラグインの設定と、「お問い合わせ画面」や「プライバシーポリシー」などの固定ページを作成します。
4-1. プラグインの導入
プラグインとはWordPressの機能を拡張する便利なツールのことです。
たとえば代表的なプラグインには次のようなものがあります。
プラグインの例
- セキュリティの向上
- データのバックアップ
- SEO対策
- 問い合わせ画面作成
- 画像サイズ圧縮
- サイトマップ作成
- テーブル(表)作成
- 目次作成
通常は無料でダウンロードでき、簡単にインストール・設定ができます。
ですが、あまり多くのプラグインをインストールしすぎると、次のような問題があります。
多くのプラグインを入れた場合の問題
- WordPressの動作が重くなる
- 予期しない不具合が起きる可能性が高くなる
- セキュリティのリスクが高くなる
まずは、これから説明する必要最小限のプラグインを試すことから始めましょう!
4-2. 不要なプラグインの削除
WordPressインストール時には不要なプラグインが含まれている場合があります。最初にこれらを削除しましょう。
なぜ削除したほうがいいかというと、次のようなリスクがあるからです。
使わないプラグインを残しておくリスク
- サイトの動作が重くなる
- セキュリティが低下し、外部からの攻撃を受けやすくなる
デフォルトでインストールされるが削除しても問題ないプラグインは次の通りです。
削除して問題ないプラグイン
- Hello Dolly
- Akismet Anti-spam: Spam Protection
- TypeSquare Webfonts for エックスサーバー(エックスサーバーに申し込んだ場合のみ)
「Hello Dolly」はルイ・アームストロングの歌詞をランダムに表示するプラグインです。通常のブログ運営には不要なので削除して問題ありません。
スパム対策のAkismet Anti-spam: Spam Protectionも不要です。なぜなら"3-7. コメント機能のOFF"において、ブログ記事へのコメント機能をOFFにしているからです。
TypeSquare Webfonts for エックスサーバーは、Webフォント(Webページのフォント)を使用できるプラグインです。興味ある方は削除せずに残しておいてもOKです。

プラグインの削除は簡単にできますよ
プラグインの削除方法
step
1管理画面の左メニューから[プラグイン]→[インストール済みプラグイン]を選択します。

step
2不要なプラグインを確認し、「削除」をクリックします。もし「有効化」されている場合は「無効化」をクリックしたあとに「削除」をクリックしてください。

4-3. おすすめ基本プラグインのインストール
次は、最低限インストールしておいたほうがいいプラグインを紹介します。
プラグイン名 | プラグインの説明 |
---|---|
WP Multibyte Patch | 日本語の文字化け対策 |
XML Sitemap Generator for Google | XMLサイトマップの作成 |
Contact Form 7 | 問い合わせ画面の作成 |
EWWW Image Optimizer | 画像の軽量化 |
SiteGuard WP Plugin | セキュリティ向上 |
UpdraftPlus | 自動バックアップ |
他にも便利なおすすめプラグインがありますが、すべて紹介すると混乱すると思うのでここでは6つに絞って紹介しました。
次からは6つのプラグインの設定方法について、1つずつ説明していきます。
4-3-0. プラグインのインストール方法
すべてのプラグインに共通するインストール方法です。
step
1管理画面の左メニューから[プラグイン]→[プラグインを追加]を選択します。

step
2[プラグインを追加]画面の[プラグインの検索]ボックスにプラグイン名を入力します。

step
3入力されたプラグイン名に合致するプラグインが表示されます。インストールするプラグイン名の右側にある[今すぐインストール]ボタンをクリックすると、プラグインがインストールされます。

4-3-1. 日本語文字化け対策 : WP Multibyte Patch
WordPressはもともと英語圏で作られています。
そのため日本語の記事を投稿した場合、文字化けが起こる可能性があります。
文字化けを防ぐためにプラグイン『WP Multibyte Patch』をあらかじめ入れておきましょう
step
1[プラグインの検索]ボックスに"WP Multibyte Patch"と入力します。

step
2以下の画面で[今すぐインストール]ボタンをクリックします。

step
3[有効化]ボタンをクリックします。

4-3-2. XMLサイトマップ設定 : XML Sitemap Generator for Google
XMLサイトマップはWebサイト内のページ情報(URL、更新日、更新頻度など)を、Googleなどの検索エンジンに伝えるためのファイルです。

ブログの「地図」のようなものです
XMLサイトマップを設定することでGoogleはサイト構造を正確に認識しやすくなります。
step
1[プラグインの検索]ボックスに"XML Sitemap generator"と入力します。

step
2以下の画面で[今すぐインストール]ボタンをクリックします。

step
3[有効化]ボタンをクリックします。

4-3-3. Contact Form 7 : 問い合わせ画面作成
問い合わせ画面を作成するプラグインを設定します。
問い合わせ画面はブログの読者やASP(アフィリエイト広告を提供する会社)からの連絡窓口となり、信頼度の向上につながります。

メールアドレスを公開せずに済む点もいいですね
step
1[プラグインの検索]ボックスに"contact form"と入力します。

step
2以下の画面で[今すぐインストール]ボタンをクリックします。

step
3[有効化]ボタンをクリックします。

4-3-4. 画像の軽量化 : EWWW Image Optimizer
WordPressブログを運営していると、画像が多くなりブログの表示速度が遅くなりがちです。
表示速度が遅いとユーザーの離脱率が低下したり、SEOにも悪影響があります。
これを回避するために、画像を自動で圧縮・最適化してくれるプラグインをインストールします。
step
1[プラグインの検索]ボックスに"ewww"と入力します。

step
2以下の画面で[今すぐインストール]ボタンをクリックします。

step
3[有効化]ボタンをクリックします。

4-3-5. セキュリティ向上 : SiteGuard WP Plugin
さまざまな攻撃からブログをまもるためにセキュリティ対策用のプラグインをインストールします。
step
1[プラグインの検索]ボックスに"siteguard"と入力します。

step
2以下の画面で[今すぐインストール]ボタンをクリックします。

step
3[有効化]ボタンをクリックします。

4-3-6. 自動バックアップ : UpdraftPlus
WordPressサイトのデータバックアップにおすすめなのが「UpdraftPlus」です。
データのバックアップやデータの復元が簡単に行えます。
バックアップデータをGoogle DriveやDropboxなどの外部クラウドストレージに自動保存できる点もおすすめポイントです。
step
1[プラグインの検索]ボックスに"updraftplus"と入力します。

step
2以下の画面で[今すぐインストール]ボタンをクリックします。

step
3[有効化]ボタンをクリックします。

プラグインのインストールはここまでです。お疲れ様でした!
次は固定ページの作成に入ります。
4-4. 固定ページの作成
WordPressで作成できるWebページには、「投稿」と「固定ページ」の2種類があります。


大まかに言うと以下のような使い分けになります。
投稿と固定ページの違い
- 投稿 ⇒ ブログ記事を作成するときに使う
- 固定ページ ⇒「お問い合わせ画面」「プロフィール画面」「プライバシーポリシー」など、一度作ったらあまり変更しないページを作成するときに使う

ここでは固定ページの準備方法を簡単に説明していきます
4-4-1. 問い合わせ画面の作成
まずは問い合わせ画面を作成してみましょう!

問い合わせ画面とは以下のような、よくある画面ですよ。

先ほどインストールしたContact Form7を使って、問い合わせ画面を作成してみましょう。
Contact Form 7の設定
step
1管理画面・左メニューから[お問い合わせ]→[新規追加]をクリックします。

[お問い合わせ]が表示されない場合は
もし左側のメニューに[お問い合わせ]がない場合は、[プラグイン]ページの中から[Contact Form 7]を探し、[有効化]をクリックしてください。

step
2コンタクトフォームの作成画面が表示されます。"フォーム名"を入力してください。フォームの内容は変更可能ですが、最初は変更せずにそのままでもOKです。

step
3[保存]ボタンをクリックします。

step
4"ショートコード"が表示されますので、マウスで選択して右クリック→コピーを選択してください。

このままの状態で、次の"問い合わせ画面"の作成に進みます。
問い合わせ画面の作成
step
1管理画面の左メニューから、[固定ページ]→[固定ページを追加]を選択します。

step
2固定ページ編集画面が表示されます。

step
3タイトル("お問い合わせ"など)を入力します。改行した次の行で、右クリックして[貼り付け]を選択します。ショートコードが設定されます。

step
4画面右上の[公開]ボタンをクリックします。

step
5[固定ページを表示]ボタンをクリックすると、作成した"問い合わせ画面"が表示されます。


4-4-2. プロフィール設定
プロフィール画面を作り、自分の経験や経歴、ブログの趣旨や目的などを書きます。

「この人の記事なら信頼できる」と感じてもらうきっかけになりますからね
とはいえ、ブログへのアクセスがまったくない状態では、時間をかけてプロフィールの文章を作り混むより、ブログ記事の執筆を優先させたほうがいいです。
ここでは簡単なプロフィール画面を作るだけにし、ブログへのアクセスが増えてから正式なプロフィール文章を作成することをおすすめします。
プロフィール画面の作成
step
1管理画面の左メニューから、[固定ページ]→[固定ページを追加]を選択します。

step
2タイトルに「プロフィール」と入力し、自分の経歴やブログ運営目的などを簡単に書き込みます。

step
3[公開]ボタンをクリックします。

step
4[固定ページを表示]ボタンをクリックすると、プロフィール画面が表示されます。


4-4-3. プライバシーポリシーの作成
次に、固定ページを使ってブログのプライバシーポリシーを作成します。
プライバシーポリシーとは
個人情報をどう扱うのかを示した文書です。
プライバシーポリシーを掲載することは法律で定められているわけではありません。
ですが本格的にブログを運営するならば個人情報の保護の点から考えると必須です。
プライバシーポリシーのテンプレートはネット上に色々と上がっています。それを流用することも可能ですが、本ブログのプライバシーポリシーをコピペして使っていただいてもOKです!
プライバシーポリシーのテンプレート
## 個人情報の利用目的
当ブログでは、お問い合わせや記事へのコメントの際、名前やメールアドレス等の個人情報を入力いただく場合がございます。
取得した個人情報は、お問い合わせに対する回答や必要な情報を電子メールなどをでご連絡する場合に利用させていただくものであり、これらの目的以外では利用いたしません。
## 広告について
当ブログでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net)を利用しており、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、Cookieを使用しております。
Cookieを使用することで当サイトはお客様のコンピュータを識別できるようになりますが、お客様個人を特定できるものではありません。
Cookieを無効にする方法やGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご確認ください。
また、当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
## アクセス解析ツールについて
当ブログでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
## 免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
## 著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
STEP 4が終わりました。お疲れ様でした!
次は最後のステップです。簡単なブログ記事を書いて投稿します。
STEP 5 : ブログ記事の執筆・投稿

やっと最後のステップになりました。
実際に簡単なブログ記事を投稿してみましょう。
記事の作成・投稿方法
step
1管理画面・左メニューから[投稿]→[投稿を追加]をクリックします。

step
2[タイトルを追加]欄に、ブログ記事のタイトルを入力します。

step
3次に、タイトルの下にテスト用の文章を何か入力します。

step
4画面右上の[公開]ボタンをクリックします。

step
5[投稿を表示]ボタンをクリックします。

step
6作成したブログ記事が表示されました。

基本的なブログ記事の投稿方法は以上のようになります。
文字の装飾や画像の挿入など、詳しいエディタの使い方は省略させていただきました。
実際の記事を作成しながら徐々に使い方に慣れていただければと思います。
長い間、お疲れ様でした!
よくある 質問
WordPressでブログを始めると、初期費用や月額費用はどれくらいかかりますか?
WordPressでブログを始める場合、主に「レンタルサーバー代」と「独自ドメイン代」が必要です。
WordPress自体は無料で使えますが、以下の費用が一般的に発生します。
初期費用・年間費用の目安
・レンタルサーバー代:年間6,000円〜15,000円
・独自ドメイン代:年間0円〜3,000円程度(キャンペーンで無料の場合もあり)
・WordPressテーマ:無料もしくは有料テーマで10,000円〜20,000円程度(任意)
・ SSL証明書:多くのサーバーで無料
月額費用の目安
最低限必要な費用は、サーバーとドメインを合わせて月額1,000円〜1,500円程度が一般的です。
サーバーによっては月額390円〜など、さらに安く抑えられるプランもあります
WordPressを使わないほうがいい場合もあるの?
確かに、WordPressには自由度の高さや便利さがあるんですが、こんな場合は他のブログサービスを考えたほうがいいかもしれません。
- 完全無料でやりたい人
WordPress.orgだとサーバー代やドメイン代がかかるので、費用を一切かけたくないなら「Blogger」や「note」といった無料サービスを使うのもアリです。 - 設定や管理を楽にしたい人
WordPressはサーバー契約やセキュリティ対策が必要なので、手間を省きたいなら「はてなブログPro」や「Wix」のように簡単に使えるサービスがおすすめです。 - 小さなサイトを作りたい場合
とてもシンプルなブログや1ページだけのサイトを作りたい場合、WordPressだと少し機能が多すぎるかもしれません。「ペライチ」のように初期費用・維持費がかからず、無料の場合は1ページまで公開可能です。
WordPressが万能というわけではなく、自分の目的や予算に合うツールを選ぶのが一番です!
WordPress.orgとWordPress.comの違いは?
WordPressには「WordPress.org」と「WordPress.com」の2種類あります。
名前は似ていますが、提供するサービス内容は全く異なりますので注意してください。
本記事で説明したのは、「WordPress.org」を使ってブログを立ち上げる方法です。
結論としては、副業ブログとして月1万円以上稼ぎたい場合は自由度の高いWordPress.orgがおすすめです。
一方、「趣味程度で楽しみたい」という場合にはWordPress.comでも十分対応できます。
自分に合った選択をするため、それぞれの特徴を理解しましょう。
WordPress.org の特徴 | WordPress.org |
---|---|
・自由度が高く、サーバーやドメインを自分で準備する必要あり ・広告収益化やプラグイン導入が可能 ・初期費用(サーバー契約・ドメイン取得)がかかる | ・サーバー管理不要で手軽に始められる ・無料プランでは広告収益化やカスタマイズに制約あり ・有料プランで制約解除可能 |
ブログ始め方のまとめ
この記事では、ブログに興味のある40代〜60代の方に向けてWordPressブログの立ち上げ方をご説明しました。
記事の内容は以下の通りです。
ブログの立ち上げを1記事にまとめたので内容が多くなってしまいました...
でも、少しずつでも進めていけば副業フログのスタートラインに立てるようになります。
収益化を目指して頑張りましょう!